密室殺人ゲーム王手飛車取りの続編です。前作がクリフハンガーで終わったため、続きが気になって急いで入手しましたが、何事もなかったかのように、頭狂人・ザンギャ君・伴道全教授・044APD・aXeの5人が普通に別の推理ゲームをしている。今回は5人の中から出題者が1人・・・というパターンではなく、どうやら別のグループが似たような殺人ゲームを行っている模様。どういうことが行われているか、5人が推理するという始まり。〇〇〇〇ザ・ビギニングみたいに前作から時間軸が前に倒れたのか?と目を白黒。

ただ読んでいくうちに、前作とのつながりが分かってくる仕掛け。予想は見事に覆され、そんな甘いものじゃなかった。(苦笑)

ナントカゲーム(ハンガーゲーム等)といった作品は、正直映画見たり小説読んだりして、今まで当たった覚えがないが、歌野晶午の密室殺人ゲームシリーズはそれなりに楽しめると思います。どうやら3作目もあるようなので、入手して読んでみようと思います。